スポンサーサイト

スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国吉康雄展・・・出石芸術百貨街

2010年
久しぶりに絵を見に行ってきました。
岡山県出身の国吉康雄の展覧会です。
戦前?戦後にかけてアメリカで活躍したらしいのですが
勉強不足でこの画家のことは全然知りませんでした。

戦前の作品はどこか米国漫画のような感じでユーモラスな印象。
「カーテンを引く子供」(1922年)には
奈良美智の描く二頭身の子供のような表情が見てとれます。
80年以上前の作品なのに、現代性が感じられる。
戦中戦後は母国日本と米国との間で苦悩する画家の心を表しているのか、
必死にバランスを取ろうとした絵が多いなぁと思いました。
こっちまで不安定な気持ちになってくる。
(この辺で疲れて、ちょっとへこたれそうになりました)
そして晩年の作品がかけられた最後の一室。
代表作「鯉のぼり」(1950年)がその部屋にあります。
この絵を彩る突き抜けたような鮮やかな赤。
米国で生きる日本人画家が、やっとの思いで辿り着いた
全てのボーダーを越える色にこちらの目も覚める思いでした。
400点近い作品の数々、非常にボリュームがあり
その作風の変遷に画家の波乱の人生を追体験出来ます。
5月7日まで岡山県立美術館で。

美術館を出た後、国吉氏の生まれた出石町へ行ってみました。


国吉氏の記念碑。牛は彼の干支でありトレードマーク。

ちょうど出石芸術百貨街というアートイベントが行われていました。
出石町は後楽園の門前町として栄えていたところ。
今はたましまと同じように、寂れてしまった古い町。
賑わいを取り戻すために”どねぇんかしたい”
だから芸術、アートで町おこし。
再生への一歩、どの町もいろいろ考えるなぁ・・・
壁にかかった展覧会の絵も良かったけれど、
町角、古いアパートの一室、カフェ、食堂、
日常の延長に作品があるのもとても面白かったです。



アパートの一室にかかっていたカラフルなシャンデリア。
30日でイベントは終了してしまいますが
このシャンデリアがあるアートアパート後楽荘は5月4日まで開催です。
関連記事
楽しみな個展 | Home | 今日のたましま

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。