スポンサーサイト

スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ICHIUROKO Interview_02 川月清志さん・紅さん

ICHIUROKO interview
イチウロコで企画・制作・展示などを行なった方々のインタビューをお届けします。


第2回は「木の家具と染め布展」企画制作展示販売、
川月清志さん、紅さん(工房川月)のご夫妻です。




P4207011.jpg
#02 川月清志さん・川月紅さん



■ 出身地、また今どこにお住まいですか。


清志さん 岡山県高梁市成羽出身です。現在も成羽に住んでいます。

紅さん 兵庫県の出身です。仕事で高梁市へ来て夫と知り合い結婚しました。



■ 現在のお仕事を教えてください。


P4146975-001.jpg
清志さん 木工作家です。家具や小物、素材である自然の木のかたちを活かしたものづくりを行なっています。特にこればっかり作っているということはないんだけど、実は僕らが住んでいる辺りは弁柄(*1)や備中漆(*2)なんかも馴染みが深くて、弁柄を塗った赤、それと拭き漆をした黒が特長的な家具のシリーズはずっと制作しています。

P4146984.jpg
紅さん そう弁柄はね、私たち夫婦の縁を取り持った素材と言うか(笑)私は染織作家で、もともと草木染めなどをしていたんですが、成羽に住むようになって弁柄を知って、これは染めに使えるんじゃないかって。でもその頃、弁柄で布の染色する技術は途絶えてたんです。だけどすごく魅力のある色だし、それから研究して、試行錯誤して、やっと作品が出来るようになったのが10年以上前。ちょうどその頃、夫が自分の作った木の額に入れる布を探していて、私が染めた弁柄の布を見せたらコレ、この赤だ!って。
  
kou_kawatuki.jpg

清志さん あの赤が出せてなかったら、結婚してなかったかもね(笑)

紅さん そうね(笑)


*1 弁柄:(べんがら、オランダ語:Bengala)赤色顔料のひとつ。主に美術工芸用の磁器の絵付け・漆器、社寺仏閣のベンガラ外壁塗装に多用されました。備中高梁は国産ベンガラ発祥の地と言われ、石州瓦とベンガラ漆喰壁の赤い町並みで知られる吹屋地区は一大産地だったそうです。 
*2 備中漆:岡山県北西部に位置する備中地方は透明度の高い良質な漆の産地として中世の頃からその名が知られていたそうです。時代の流れにより衰退の一途をたどっていましたが、平成6年から備中漆の復活の取り組みが行なわれています。
(注釈はスタッフ調べ)




■ イチウロコがある玉島はどんな印象ですか。


清志さん この町に来たのはギャラリー遊美工房にご縁があって、展示会をすることになったのが最初です。それこそちょうど10年前かな。初めて来た時は・・・静かな町だなぁって。でも、それから何度も来させてもらっているうちに、だんだん印象が変わってきました。
ギャラリーに来た時に、近くの酒蔵見学やソース屋さんをのぞかせてもらったりして、そんな中で最近は特に地域を盛り上げていこうと言う活気を感じます。


紅さん もともと遊美工房があって、工房玉鱗ができ、さらにイチウロコが始まったことで、この通りが玉島のアートスポットになりつつあるんじゃないかなと思いますね。



■イチウロコの近くで気になった場所、食べたものなどありますか?


yamato.jpg
清志さん 町並みは、港町の開けたおおらかな感じですよね。こう、見渡しても山が見えない!・・・って言うのは高梁市は山に囲まれた盆地だから、同じように古い町並みが残っているけど玉島とはまた違う雰囲気なんですよ。

紅さん 展示会に来てくれた身内や友達も、ついでに玉島散策したりして「いいとこだねー」って。歴史があってゆったりしてますよね。あと、やまとのおはぎとか!食べました。あの甘さがちょうど良くて好きですね。




■ イチウロコでの展示に来られた方とのエピソードなどはありますか?


清志さん とにかく「会場と展示がすごく合ってる」って言っていただくことが多かったです。新しい建物の木の香りと、木の風合いを活かしている自分の作品との相性がよかったのかもしれない。
最初は、1階だけに展示するつもりだったんですけど、2階も展示するようになったことも良かったと思います。1階と2階、それぞれ違った雰囲気で家具を見てもらえたんじゃないかな。1階はナチュラルな無垢の質感を出した作品を置いて、2階には漆や紅柄を塗った存在感のある作品を揃えました。照明も落として、座卓に合わせた座布団を置いたり。落ち着く空間だったらしくて、お客さんが2階に上がったきり、なかなか降りて来なかった(笑)
僕らは自然に助けられて、また活かしてものづくりをしているから、同じものをいくつも作るってことは難しいんだけど、1点1点違う素材に向き合って、お客さんがそばに置いておきたくなるようなものをこれからも作っていきたいですね。



■ ご協力ありがとうございました。


関連記事
Kとガハクの『とうめいなまるい球』展 | Home | 家具のある風景

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。